ニュース
NECが「AI税番判定サポート」をアップデート、画像判定や一括処理など5機能を追加
2026年8月25日 12:00
日本電気株式会社(以下、NEC)は24日、生成AIを活用した輸出入統計品目番号(以下、税番)の特定支援サービス「AI税番判定サポート」をアップデートしたと発表した。
税番とは、国際貿易において輸出入品の分類を統一するために使用される世界共通の分類番号のこと。今回アップデートされた「AI税番判定サポート」は、生成AIを活用して輸出入品の税番特定を支援するサービスである。
今回のアップデートでは、1)商品画像・ファイルからの判定、2)インボイス等からの一括判定、3)税率表示、4)判定結果のデータベースへの記録、5)判定履歴の自動保存――といった5つの機能を新たに追加した。
1)は、商品の写真やカタログPDFなどのファイルをアップロードすると、AIが内容を解析し、税番を判定する機能。テキスト入力が難しい商品や、仕様書や画像などの情報しかない場合でもスムーズに対応できるという。
2)は、複数商品の税番判定をまとめて実行できる機能で、大量の品目を扱う場面での効率性が向上する。
3)では、判定した税番に紐づく関税率を画面上に表示できるようになった。税番判定とあわせて税率を即座に確認できるため、より迅速な意思決定が可能になる。
4)は、AIによる判定結果をデータベースへ保存・蓄積する機能。税番や税率といった情報に加え、案件情報や輸入情報等をあわせて登録することができる。蓄積されたデータは、次回判定時の高精度化に寄与するとのこと。NECでは、過去の税番判定の結果をデータベースへ記録していくことで、社内ナレッジの資産化と、業務の継続性・トレーサビリティの向上を実現できると説明している。
最後の5)は、判定した履歴を自動で保存する機能。内容はフィルタリング、ダウンロードが可能で、ユーザーの利用傾向や頻出品目等を分析することにより、教育や営業活動の一助として機能するとしている。
