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Salesforce、AIエージェントとの連携に向けた「Headless 360」の拡張を発表

 米Salesforceは現地時間19日、Salesforceのさまざまな機能をAIエージェントなど外部から利用できる「Headless 360」を、大幅に拡張すると発表した。新たなモデルコンテキストプロトコル(MCP)サーバー、Data 360の機能、Slackとの統合、開発者向けツール、再利用可能なスキル、主要なすべてのクラウド製品全体にわたるヘッドレス体験により、適切な権限を付与されたあらゆるAIエージェントが企業全体の機能を安全に発見・理解し、アクションを実行しやすくなるとしている。

 新機能のうちHeadless 360 MCP Serverは、オープンスタンダードを通じて、信頼できるSalesforceの機能をあらゆるAIエージェントに提供する。Data 360 MCP Serverは、信頼性の高い顧客コンテキストをSalesforceの外に拡張する。Slackbot MCP Clientは、エンタープライズ向けのアクションを日常の業務フローへ直接組み込む。

 エージェントスキルおよびプラグインは、ビジネスロジックをガバナンスが適用された再利用可能な機能としてパッケージ化した、100以上のスキルを提供する。Headless Experience Layerは、開発者がリッチなWeb、モバイル、組み込み、および対話型の体験を構築できるようにする。Salesforce Multi-frameworkは、開発者がSalesforceネイティブの認証、セキュリティ、ガバナンスを備えた最新のReactアプリケーションを構築できるようにする。

 マーケティング、セールス、サービス、コマース、MuleSoft、Informatica、Tableau、およびSalesforceのプラットフォーム全体にわたり、Headless 360機能を拡充する。これらのイノベーションにより、人とAIエージェントが活動するあらゆる場所で、信頼性の高いビジネス機能を利用可能にするというSalesforceのビジョンをさらに推進するとしている。

 Salesforceは、AIエージェントがエンタープライズソフトウェアの新たなインターフェイスとして急速に普及しているが、組織がこれまで以上に多くのAIエージェントを導入する一方で、多くの企業では依然としてカスタム統合やビジネスロジックの重複実装、ガバナンスの分断といった課題に直面しており、企業全体で安全にアクションを実行することが困難な状況にあると指摘する。

 Headless 360は、次世代のSalesforce Platformを支えるアーキテクチャの基盤となり、あらゆるSalesforceのクラウド製品をアプリケーションの枠を超えて体系的に拡張し、AIが活用されるあらゆる場所で信頼できるエンタープライズ機能を安全に再利用できるようにする。これにより組織は、新たなAI体験を構築するたびに統合を作り直すのではなく、Salesforce上で既に構築したビジネス機能を安全に再利用でき、その際には企業全体で確立済みのIDや権限、メタデータ、ワークフロー、ガバナンス、ビジネスロジックをそのまま維持できる。

 Headless 360は、次世代のSalesforce Platformを支えるアーキテクチャの基盤となり、あらゆるSalesforceのクラウド製品をアプリケーションの枠を超えて体系的に拡張し、AIが活用されるあらゆる場所で信頼できるエンタープライズ機能を安全に再利用できる。

 Salesforceは、次世代のエンタープライズソフトウェアは、複数のアプリケーションを横断して業務を完了するAIエージェントのために最適化されると説明する。Headless 360を通じてその進化をさらに進め、信頼できるあらゆるビジネス機能を、適切な権限を付与されたAIエージェント、アプリケーション、各種体験が安全に活用できる、再利用可能なエンタープライズサービスへと変革するとしている。