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デル・テクノロジーズ、ゲットワークスの水冷コンテナデータセンターにGPUサーバー「Dell PowerEdge XE9680L」を導入

 デル・テクノロジーズ株式会社は17日、コンテナ型データセンターや、再生可能エネルギーを活用したデータセンターの開発・運営を手がける株式会社ゲットワークスが、生成AI時代に向けた取り組みの一環として、水冷コンテナデータセンターにデル・テクノロジーズの水冷GPUサーバー「Dell PowerEdge XE9680L」を導入したと発表した。

 生成AIの利活用が急速に広がる中、GPUサーバーが発する大量の熱や消費電力が課題となっており、特に従来の空冷方式では高性能GPUの発熱を十分に冷却できず、効率的な運用が困難となっていた。

 こうした課題を解決するため、ゲットワークスは水冷コンテナデータセンターの開発に着手し、その中核となる製品として、最新の高性能のNVIDIAのGPUを最大8基搭載可能な水冷GPUサーバー「PowerEdge XE9680L」を採用した。

 水冷GPUサーバーの供給が制約される市場で、デル・テクノロジーズはグローバルサプライヤーならではの製品供給力により迅速な製品供給を実現できることが、PowerEdge XE9680L導入の最大の決め手となった。さらに、サーバー管理機能「iDRAC(Integrated Dell Remote Access Controller)」がゲットワークスの管理ツールとスムーズに連携し、水冷環境で特に重要となるサーバーの状態管理や温度監視をリアルタイムに実現できる点も採用理由の一つになったという。

 また、導入決定後もデル・テクノロジーズのサポートが貢献し、デル・テクノロジーズによる現地調査から設置に至る一貫した「Rack Integration Service(RIS)」により、重量のある水冷GPUサーバーの搬入や設置がスムーズに行われ、迅速な導入が実現した。これにより、生成AIの利活用を支える高性能なインフラを構築するとともに、大幅な省スペース化と省電力化を実現したとしている。

 PowerEdge XE9680Lの導入により、省電力化の面では、空冷GPUサーバーと比較してシステム全体の消費電力を最大約30%削減でき、加えてコンテナ内の環境温度への影響が小さく、空調電力を約10分の1に削減した。

 省スペース化の面では、サーバー設置スペースを空冷GPUサーバーの2分の1以下に削減し、同一コンテナ内でより高密度なコンピューティング環境を実現した。騒音低減の面では、空冷GPUサーバーと比較して騒音を約40%低減し、コンテナ内の作業性と居住性を向上した。

 さらに、ゲットワークスの施設特性である井戸水・河川水を活用した自然冷却と、PowerEdge XE9680Lの省電力性能の組み合わせにより、環境負荷を軽減した。

 ゲットワークスは、国内各地に水冷コンテナデータセンターを展開し、それらを仮想的に結ぶことで、柔軟で持続可能なデータセンター環境を構築することを目指している。生成AIの利活用が進む中、ゲットワークスは水冷GPUサーバー環境を迅速に提供できる体制を整え、顧客の多様なニーズに応えていく。デル・テクノロジーズは、これらの取り組みを幅広い技術とサポートで支援し、生成AI時代のインフラ構築を共に推進していくとしている。