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「マネーフォワード クラウド個別原価」に自動仕訳機能を追加、資産勘定への振替仕訳を自動作成

 株式会社マネーフォワードは20日、クラウド型個別原価管理システム「マネーフォワード クラウド個別原価」において、原価計算結果をもとに資産振替仕訳を自動作成し、クラウド型会計システム「マネーフォワード クラウド会計Plus」に連携できる「自動仕訳機能」を提供開始したと発表した。

 マネーフォワード クラウド個別原価は、システム開発/IT業やクリエイティブ業、士業・コンサルティング業、広告業といったプロジェクト型ビジネスを行う企業の個別原価管理を効率化し、迅速・正確な月次決算の実現を支援するクラウドサービス。

 今回は同サービスにおいて、原価計算結果をもとに資産振替仕訳を自動作成する自動仕訳機能を搭載した。同機能では、プロジェクトの属性や状態に応じた仕訳ルールをあらかじめ設定しておくことで、適切な資産勘定への振替仕訳を自動作成できる。

 例えば、ソフトウェアサービスの開発プロジェクトの場合、開発途中の原価はソフトウェア仮勘定に振り替え、開発が完了したらソフトウェアに振り替える、といった仕訳の自動作成が可能だ。

 また、マネーフォワード クラウド会計PlusとのAPI連携により、マネーフォワード クラウド個別原価で作成した仕訳をワンクリックで会計システムに取り込めるので、内部統制を担保しながら、月次決算業務の効率化を実現するとした。