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Sansanの取引管理サービス「Contract One」、MCPサーバー機能を提供
2026年4月21日 10:00
Sansan株式会社は20日、取引管理サービス「Contract One」においてMCPサーバー機能を提供開始すると発表した。
Contract Oneは、紙や電子といった形式を問わず、契約書を正確にデータ化してクラウド上で一元管理できる取引管理サービス。AIとオペレーターによる補正を組み合わせて正確にデータを抽出し、取引書類同士の関係性を自動でひも付けられる点が特徴で、取引の全体像や変遷を俯瞰できるデータベースを構築して機会損失や信用低下を防ぎ、的確な事業判断をサポートするという。
今回は、対話型の生成AIツールとContract Oneの契約データベースを手間なく接続できるようにするMCPサーバー機能が追加された。MCPサーバーによって対話型生成AIとContract Oneを接続すると、利用者は生成AIの画面上でContract Oneのデータベースを踏まえた出力を得られるようになる。
例えば、生成AIに簡単な指示を入力するだけで、暗黙知になりがちな「どの条件なら許容できるか」という判断基準をまとめた「自社基準」を作成可能。さらに、契約書のドラフトを入力すると、自社基準を参照しながら注意すべき点を出力できるとした。
なお、生成AIは参照する情報に出力が依存するため、精度の低いデータは誤った判断につながる危険性があるが、Contract Oneでは契約書の高精度なデータ化が可能なうえ、関連する契約書を正確にひも付けたり、社名変更などがあっても同一の会社として参照したり、Sansanが有する240万件以上の企業情報も活用したりできるため、こうした懸念を払拭できるとしている。

