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NTTスマートコネクト、プライベートクラウド「SCP Type-S」へのクラウドリフトを支援する新メニューを提供
2025年12月25日 12:01
NTTスマートコネクト株式会社は24日、プライベートクラウドサービス「SmartConnect Cloud Platform(Type-S)」(以下、SCP Type-S)において、同社が移行環境を用意する新メニュー「VMwareクラウドリフト」の提供を開始したと発表した。
「SCP Type-S」は、ホスト専有型でVMwareの仮想化基盤を提供するプライベートクラウドサービス。今回は同サービスにおいて、企業がオンプレミス環境で運用している仮想マシンをクラウド環境へ移行するためのVMware HCX環境をNTTスマートコネクトが用意するメニュー「VMwareクラウドリフト」を提供する。
従来は、OVF/OVAファイルやサードパーティ製ツールを利用し、利用企業自身でクラウド移行環境の構築と移行作業を行う必要があったが、「VMwareクラウドリフト」を利用すれば、サービス側が用意したクラウド移行環境を利用できるため、高度な専門知識や複雑な手順を覚える必要なく、利用中のシステムを「SCP Type-S」へ移行できるとのこと。
なお移行方式としては、仮想マシンを無停止で移行するライブマイグレーション(利用機能:HCX vMotion MigrationもしくはHCX Replication Assisted vMotion Migration)、仮想マシンを稼働させたまま大部分のデータを移行することで停止時間を最小化するウォームマイグレーション(利用機能:HCX Bulk Migration)、仮想マシンを完全に停止させてから移行するコールドマイグレーション(利用機能:HCX Cold Migration)から選択できる。
