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NTTスマートコネクト、プライベートクラウドのスタンダードプラン「Type-S」を提供

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は3月31日、仮想プラットフォームサービスのブランドである「SmartConnect Cloud Platform」の新たなラインアップとして、「SmartConnect Cloud Platform(Type-S)」を提供するとともに、IaaSサービスのラインアップの一部をリニューアルすると発表した。

 NTTスマートコネクトでは、顧客専用の仮想化IaaS基盤として「SmartConnect Cloud Platform(専用タイプ)」を提供してきたが、顧客から国内のデータセンターにある専用型のクラウドをメガクラウド水準の価格帯で利用したいという要望を多数寄せられたと説明。こうしたニーズに応えるため、業界最安値水準の価格でサーバーリソース(CPU・メモリ)を専有できるスタンダードプランとして、SmartConnect Cloud Platform(Type-S)を提供する。

 SmartConnect Cloud Platform(Type-S)は、プライベートクラウドでありながら、メガクラウド事業者各社の同等サービスと同水準の価格帯で、ノード1台からのスモールスタートが可能。国内自社データセンターで運用し、日本語スタッフによるサポート、24時間365日サービス監視を提供する。

 サービスはVMware製品の採用により、オンプレミスから簡単にクラウド移行が可能。VMware利用の場合は、動作検証にかかる工数が軽減でき、運用ポリシーを変更せずに利用できる。また、L2接続の場合、IPアドレスも引き継げる。

 SmartConnect Cloud Platform(Type-S)の価格(税別)は、ノード1台+データストア2TBの専用クラスタ(基本セット)が月額36万2000円など。サービスの提供開始は5月下旬予定。

 また、Type-Sの提供にあたって、SmartConnect Cloud Platformのラインアップの一部をリニューアルする。サービスを「プライベートIaaS」「プライベートHaaS」の2つに分類し、従来のサービス名を「専用タイプ」は「Type-H」へ、「ベアメタルタイプ」は「Type-B」に変更する。