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U-ZERO、「U-ZERO Engagement Suite」にアンケートに基づき従業員の声を可視化する新機能を追加

 株式会社U-ZEROは23日、従業員エンゲージメント改革を支援するAIソリューション「U-ZERO Engagement Suite」に、アンケートに基づき従業員の声を可視化する「U-ZEROエンゲージメントサーベイ」機能を正式に追加すると発表した。

 「U-ZERO Engagement Suite」は、従業員エンゲージメントや組織改革を支援するサービス。AIを活用して「経営」「文化」「従業員」の3つの軸から従業員の本音を収集・分析し、経営に反映できるように支援する機能を備えている。

 今回、正式に追加された「エンゲージメントサーベイ」は、組織のエンゲージメントを正確に測定し、課題を特定するための基本機能を網羅したサーベイで、スコア測定から深層的なVoE(Voice of Employee)取得までを一気通貫で支援する機能。国内外の調査研究をベースに、U-ZEROの特別顧問であり、元マッキンゼー日本支社長の平野正雄早稲田大学ビジネススクール教授の監修のもとで構築された約40問の設問によって、エンゲージメントを多角的に測定する。

 従業員による回答はPC、スマートフォンのどちらからでも行え、メールアドレス不要のQRコードを使ったアクセスにより、現場や店舗のスタッフなども含めて全員が参加できるとした。なお、設問には、VoEやフィードバック文化に関する質問も含まれており、組織の実態をバランスよくとらえられるとのこと。

回答画面のイメージ

 一方で管理者は、集計した回答の平均値・中央値・箱ひげ図など、多面的なアプローチで課題を特定可能。アラート表示により改善の優先度が一目でわかるような工夫も施されている。

ヒートマップビューのイメージ

 さらに、サーベイ結果を起点にU-ZEROのコンサルタントが課題を設定してAIインタビューを実施。スコアではとらえきれない“背景や本音”を言語化して、深層的なVoEを収集できるとのこと。

 今後は、「エンゲージメントサーベイ」と、先日提供を開始した「フィードバックモニタリング」などの既存機能との連携を強化し、企業のエンゲージメント改革をより包括的に支援するとしている。