U-ZERO、「U-ZERO Engagement Suite」にフィードバックの質を可視化するAI機能を追加

　株式会社U-ZEROは8日、従業員エンゲージメント改革を支援するAIソリューション「U-ZERO Engagement Suite」に、企業内のフィードバックの質を可視化する「フィードバックモニタリング」機能を正式に追加したと発表した。

　「U-ZERO Engagement Suite」は、従業員エンゲージメントや組織改革を支援するサービス。「経営」「文化」「従業員」の3つの軸からAIを活用して従業員の本音を収集・分析し、経営に反映できるように支援する機能を備えている。

「U-ZERO Engagement Suite」の特徴

　今回追加されたフィードバックモニタリングは、フィードバックの質を可視化する新機能。現状、どれくらいフィードバックを実施できているか、質はどうかを一目で確認できる「個人診断カルテ」と、部署や部門ごとのフィードバック状況や受け入れ度合いをグラフで表示する「比較診断カルテ」を利用できる。

　このうち「個人診断カルテ」では、AIが過去のフィードバック履歴を蓄積・分析し、回数だけでなく内容の充実度や改善傾向などを把握することが可能。履歴は時系列で表示され、スキルの成長度合いを継続的に追跡できるとのこと。

「個人診断カルテ」の画面イメージ

　一方の「比較診断カルテ」では、組織全体のフィードバック文化を俯瞰（ふかん）して、偏りや不足を早期に発見可能。U-ZEROでは、経営層や人事部門が戦略的に改善施策を打つための指標として活用できると、その効果を説明している。

「比較診断カルテ」の画面イメージ

　また年度内には、「エンゲージメントサーベイ」など複数の新コンポーネントの追加も予定されている。これにより、従業員エンゲージメントをさらに深く解析し、効果的な施策を実行するためのサポートが強化されるとした。