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勤怠管理クラウド「バクラク勤怠」、PCの稼働ログを取得する新機能を提供

リモート勤務時の勤務実態把握、未払い残業リスクの低減などを実現

 株式会社LayerXは23日、クラウド型勤怠管理システム「バクラク勤怠」において、PCの稼働ログを取得する「PCログ」機能を提供開始すると発表した。これにより、リモート勤務などの柔軟な働き方における勤務実態をより正確に把握できるとともに、未払い残業リスクの低減など勤怠管理の精度向上をサポートできるとしている。

 バクラク勤怠管理は、フレックスタイム制やリモートワーク、チャットベースでの仕事など、柔軟な働き方の推進をサポートするクラウド型の勤怠管理システム。残業時間・有給休暇などの勤務実態や、申請状況をわかりやすく把握できるほか、フレックスタイム制の労働時間の過不足可視化、リモートワーク/オフィス出勤の回数カウントなどにより、コロナ禍後の新しい働き方にも対応している。

 今回は同サービスにおいて、PCのログを取得して勤務実績を確認する「PCログ」機能を提供する。打刻とPCログのデータをそれぞれ取得し、客観的な「PC起動・終了記録」と打刻データをあわせて可視化できるほか、PCログをベースに打刻を入力することもできるため、客観的なデータをもとにした正確な打刻を行えるという。

 また、打刻とPCログの乖離(かいり)が一目でわかるので、日次での照合が容易になり、乖離時の証跡管理もスムーズに行える点もメリット。また、乖離した理由を簡単に登録する機能により、「なぜ乖離が発生したか」の情報を手間なく記録でき、監査対応にも利用できるとした。

 なお、Windowsに加えてMac環境でもPCログの取得が可能とのこと。