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BlueMeme、自動化技術で業務システム開発を高速化する「BlueMemeデジタルエージェントサービス」を提供

 株式会社BlueMemeは29日、業務システム開発サービス群「BlueMemeデジタルエージェントサービス」の提供を11月に開始すると発表した。

 BlueMemeデジタルエージェントサービスは、BlueMemeがこれまで開発を進めてきた開発自動化技術「デジタルレイバー」を活用し、同社の専門領域であるローコード技術とアジャイル開発における高速改善サイクルをさらに加速する新たなソリューション。開発・テスト工程の自動化により、少人数・短期間で改善サイクルを何度も回すことができ、業務ニーズに忠実な高品質システムの構築を可能にする。

 開発・テスト工程の自動化により、人手では時間のかかる反復的な作業を高速かつ正確に実行でき、業務要件の変化にも柔軟に対応できる。また、改善サイクルを何度も回すことで、完成後の大規模修正や追加投資のリスクも低減する。

 最短数週間で現場が操作感を確認でき、要件と成果物の乖離(かいり)を早期に修正できる。少人数でも繰り返し改善サイクルを回す。手戻りやリスクを最小化しつつ、段階的にDXを推進。保守サービスにより、業務変化にも迅速に対応する。

 サービスメニューのうち「プレマイグレーションサービス」は、顧客の現行システムの情報をもとに、BlueMemeデジタルエージェント開発サービスを用いて一部機能を試作する。短期間でサンプルアプリケーションを構築することで、サービスが企業の課題にどの程度適しているかを確認できるほか、開発工数や完成イメージも体験できる。

 「BlueMemeデジタルエージェント開発サービス」は、デジタルレイバーを活用したシステム構築・改善サービスで、少人数体制でも高速な改善サイクルを実現し、現場のニーズに即応する。「BlueMemeデジタルエージェント保守サービス」は、軽微な修正や機能追加に即時対応し、改善サイクルの連続運用をサポートする。

 サービスの利用料金は個別見積もり。なお、プレマイグレーションサービスは年度内無料キャンペーン中。

 サービスでは将来的に、過去の設計パターンやテスト結果を学習し、要件定義や設計の最適化を支援するAI機能の搭載を予定する。これにより、従来のスクラッチ開発と比べて、改善サイクルを最大4倍の速度で回せる開発プロセスの実現を目指す。