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JR九州電気システム、福岡県久留米市にモジュール型データセンターの建設を発表
2025年10月30日 10:00
JR九州電気システム株式会社は29日、データセンター事業参入に向け、10月から福岡県久留米市でモジュール型データセンターの建設を開始すると発表した。2027年3月の完成を目指し、コロケーション形態で提供する。また、同社の新幹線光ファイバーとの接続による通信サービスも併せて提供する。
事業は、急速に拡大するクラウドサービスおよび生成AIの需要に対応する、高性能かつ環境配慮型のインフラを提供することを目的とする。
施設の概要は、総受電容量が1MW(メガワット)、面積が約180㎡、建物構成は1階建て、モジュール構造、免震構造で、耐荷重は1.5t/㎡。企画・開発はみちびき株式会社。
JR九州電気システムは、このプロジェクトが同社グループ初のデータセンター事業であり、クラウド・AIの成長を支える重要なインフラとなることを目指すと説明する。東京・大阪などの都市部に集中するデータセンターの分散化に貢献し、地域社会を支えるデジタルインフラの整備推進に貢献していくとしている。
