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ゾーホージャパン、データに基づく分析をサポートする拡張分析ツール「Analytics Plus Cloud」をリリース

 ゾーホージャパン株式会社は16日、親会社のZohoが開発するIT運用管理ソフトウェア群「ManageEngine」において、拡張分析ソリューション「Analytics Plus Cloud」を新たにリリースしたと発表した。

 Analytics Plus Cloudは、豊富なデータ可視化プラットフォームと予測アルゴリズムを用いた予測機能により、人的ミスを排除したデータに基づく分析をサポートする。データの特性に基づいて予測モデルが自動で選択され、高い精度で予測を行う。

 Analytics Plus Cloudを用いることで、運用コストの削減、サービス品質低下の防止、ダウンタイムの削減を図り、ITインフラの設計・拡張に関する正確な意思決定をサポートする。

 250種類以上のデータソースを集約でき、複数のデータにまたがる分析にも対応する。また、これらのデータについて、さまざまなグラフや表などをドラッグ&ドロップで簡単に可視化できる。

 さらに、異常検知や予測分析などの機能により、迅速でスマートな解決を支援する。また、特定のユーザーへのレポート共有や外部への公開、通知機能などにより、情報共有と意思決定を円滑化する。

 これらの機能を用いることで、例えばインフラ投資計画では、これまでの成長規模に基づいたITインフラ需要を予測し、データに基づく投資判断を可能にする。リソース配分の計画では、作業負荷を予測し、リソースを適切に配分することで業務の滞りを回避する。

 また、顧客満足度の向上、脅威シナリオの評価、パッチ更新タイミングの策定、資産の予防保全、予測分析、パターン発見の自動化、戦略的シナリオ計画と仮定分析など、状況に即した関連性の高い予測を実現するとしている。