アライドテレシス、ルーター機能を搭載した屋外用Wi-Fi 6アクセスポイントを提供

　アライドテレシス株式会社は24日、ルーター機能を搭載したWi-Fi 6（IEEE 802.11ax）対応の屋外用無線LANアクセスポイント「AT-TQ6702e GEN2-R（TQR）」の受注を同日より開始すると発表した。価格は40万4800円（税込）。

　「AT-TQ6702e GEN2-R（TQR）」は、セキュアVPNルーター機能を搭載した屋外用のWi-Fi 6アクセスポイント。2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な2ラジオを搭載し、8×8ストリーム（5GHz帯、2.4GHz帯は4ストリーム）に対応するため、最大4.8Gbpsの高速通信が可能という。また、信頼性の高いエンタープライズ向けの無線セキュリティ方式（WPA3）や、1台でネットワークを分割して提供できるバーチャルアクセスポイント（VAP）などの無線LAN機能を利用可能だ。

　有線インターフェイスには、PoE受電に対応した100/1000/2.5G/5GBASE-Tポート×1を搭載した。筐体は保護等級IP66/IP67に対応し、雨や高温といった過酷な環境下でも安定した通信を維持可能。PasspointやOpenRoamingといった技術にも対応し、屋外での活用はもちろん、公共施設やイベント会場などの不特定多数が利用する環境でも、安全でシームレスな通信を実現するとした。

　またルーター機能では、ステートフルパケットインスペクション型ファイアウォールや、AES暗号化に対応したIPsec VPN機能などをサポートしている。