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アライドテレシス、屋外用アクセスポイント間通信時の通信距離を延長する外部アンテナを発売

アンテナとアクセスポイント間の接続距離を延長するケーブルも

 アライドテレシス株式会社は6日、Wi-Fi 6対応の屋外用無線LANアクセスポイント「AT-TQ6702e GEN2」のオプション製品として、パッチアンテナ「AT-TQ0301」およびアンテナ延長ケーブル「AT-TQ0064」を販売開始したと発表した。価格(税込)は、それぞれ、18万4800円、3万9600円。

 AT-TQ6702e GEN2は、Wi-Fi 6対応の屋外用無線LANアクセスポイント。2.4GHz帯と5GHz帯の同時利用が可能で、8×8ストリーム対応のため、最大4.8Gbpsの高速通信を行えるという。また保護等級IP66/IP67などの規格に適合し、動作時温度がマイナス40~65℃をサポートしているので、厳しい環境下での利用も可能とした。

 今回発売されたAT-TQ0301はこのオプション製品で、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応したパッチアンテナ。特定方向に電波を放射する指向性アンテナのため、アクセスポイント同士などを無線で相互接続するWDS機能を利用して、2台の屋外用アクセスポイント間の通信距離を延長できるという。

 また延長ケーブルのAT-TQ0064を利用すると、パッチアンテナのAT-TQ0301とアクセスポイントのAT-TQ6702e GEN2の接続距離を10メートル延長できる。なおAT-TQ0301には、2メートルの延長ケーブルが同梱されており、AT-TQ0064と併用すれば12メートルまで延長可能だ。

 アライドテレシスでは、これらの製品を利用すると、電波が届かない死角となってしまう場所や、ネットワークの増築・新規構築でケーブル工事が難しい場所での導入を促進できると説明している。

パッチアンテナAT-TQ0301と延長ケーブルAT-TQ0064により、AT-TQ6702e GEN2との接続距離を最長12メートルに延長