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NTTテクノクロス、内部不正を抑止する新機能を追加したメール誤送信防止ソフト「CipherCraft/Mail 8」新版
2025年10月24日 08:00
NTTテクノクロス株式会社は23日、メール誤送信防止ソフトウェア「CipherCraft/Mail 8」において、内部不正を抑止する「宛先BCC自動追加機能」などを搭載した新版を10月31日から提供開始すると発表した。
「CipherCraft/Mail」は、メール送信前の再確認やAI(機械学習)によるリスク検知などの機能により、情報漏えいを防ぐメール誤送信対策ソフトウェア。
今回の新版では、特定の条件のメールを送信する際に、あらかじめ設定したメールアドレスを自動的にBCCに追加する「宛先BCC自動追加機能」が追加された。送信前の確認画面には、BCCが追加されたことが強調して表示される。
この機能により、例えば、添付ファイルに個人情報が含まれているメールを送信する際には、自動的に上司をBCCに入れるといった運用を行えるため、作為的な情報の持ち出しを抑止する効果が期待できるとしている。
また、2024年8月から提供を開始した新しいOutlook for Windowsの予定表から会議通知メールを送信する際に、送信前確認画面を表示する機能も新たに提供される。会議招集メンバーへ提示する前に添付ファイル等の内容を再度確認できるため、誤送信を防げるとのこと。
CipherCraft/Mail 8のライセンスは年間サブスクリプション方式で提供され、価格は11万円(税込)/50ユーザー。
