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ラック、統合人事システム「COMPANY」導入企業向けに最新クラウド版への移行サービスを提供
2025年9月22日 08:30
株式会社ラックは19日、株式会社Works Human Intelligence(WHI)の統合人事システム「COMPANY」の利用企業向けに、クラウドサービス版として提供される最新バージョンへの移行を支援する「『COMPANY』バージョンアップ支援サービス」を提供開始すると発表した。
「COMPANY」は、大企業の複雑な人事給与・勤怠管理から人事データを活用したタレントマネジメントまで、各社独自の細やかな要件に対応した人事業務を一元管理する、大手法人向け統合人事システム。ラックでは2023年から、この「COMPANY」の導入企業に向け、データ移行やインターフェイス開発を含む導入支援を提供してきた実績を持つ。
また、最新バージョンとなる「COMPANY Ver.8」はクラウドサービス版として提供され、新機能の強化やセキュリティレベルの向上、UI/UXの刷新などにより、利便性の高いシステムとして評価されており、現在、利用企業では最新のクラウド版への移行が進んでいるととのこと。
こうした背景からラックは、今回、これまで培ってきた「COMPANY」構築の知見をベースに、オンプレミス版(Ver.6/Ver.7)の利用企業に向けて、移行に伴う課題を支援する「『COMPANY』バージョンアップ支援サービス」をサービス化した。クラウド化に伴う設計の見直しから、データ移行、運用の再設計まで、企業ごとの事情に寄り添った柔軟な支援を提供するという。
なお移行にあたっては、単にデータを移行するのみならず、WHIの診断ツール(事前チェックツール)から判明した非互換機能を踏まえた業務移行や、同時に、クラウドシステムへの移行時に考慮すべき非機能要件(周辺システムとのインターフェイス連携、ネットワーク、サーバー、セキュリティ、運用変更等)を踏まえたインフラ関連の移行方針の策定、移行開発なども行うとしている。