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Oracleが「Java 25」を発表、8年間の長期サポート版

 米Oracleは現地時間16日、プログラミング言語「Java」の最新バージョンとなる「Java 25」を発表した。Java 25 (Oracle JDK 25) は、開発者の生産性を高め、プラットフォームのパフォーマンス・安定性・セキュリティを強化する数千もの改善を提供し、組織のビジネス成長を支援するとしている。

 また、Java 25は長期サポート版となり、少なくとも今後8年間のサポートを提供する。これにより、組織はアプリケーションを最小限のメンテナンスで長期間運用し、自社のタイミングで移行できる柔軟性を得られるとしている。

 Java 25では、JDK Enhancement Proposal(JEPs)に基づく16件の機能改善などが行われた。言語機能では、「JEP 507:プリミティブ型のパターン、instanceof、switch(第3プレビュー)」「JEP 511:モジュール・インポート宣言」「JEP 512:コンパクトなソースファイルとインスタンスのmainメソッド」「JEP 513:柔軟なコンストラクタ本体」などの機能を追加した。このほか、Oracle JDK 25のライブラリやセキュリティライブラリ、パフォーマンス、モニタリング機能に関する更新などが行われている。