会計クラウド「ジョブカン会計」、部門ごとの仕訳入力・閲覧範囲を柔軟に設定できる新機能

　株式会社DONUTSは8日、クラウド型会計ソフトウェア「ジョブカン会計」において、部門ごとの仕訳入力・閲覧範囲を柔軟に設定可能にする新機能「部門権限機能」を実装したと発表した。

設定画面

　「ジョブカン会計」は、パッケージの会計ソフトウェアの使い勝手をそのままに、クラウドサービスの便利さを追加したSaaS型の会計サービス。パッケージの会計ソフトウェアでは当たり前の「帳簿のキーボード入力」「エンターキーで次項目」「合計値が変わった場合の集計表の自動更新」など、経理担当者が求めていた軽快な操作性を備えているという。

　今回提供する部門権限機能は、部門単位でアクセス範囲を制御できる機能。部門ごとの仕訳入力・参照権限を設定でき、ユーザーごとに、所属部門の仕訳だけを参照・入力可能に設定できるほか、他部門の仕訳を参照できないよう制限することで、情報の見過ぎや混乱を防ぐという。

　なお、部門別だけでなく、従来通り「全仕訳参照」「自分の仕訳のみ参照」も選択可能で、運用ルールに合わせた権限設定を行えるとしている。

部門制限あり（例:A部門のみ参照可能）

部門制限なし（例:すべての部門が参照可能）