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BIPROGY、データ活用を通じて業務改善の計画策定スキルを習得できる人材育成プログラムを提供
2025年9月8日 11:00
BIPROGY株式会社は5日、データ分析の初学者でも、データ活用を通じて業務課題の改善計画を策定するスキルを習得できる人材育成プログラム「ビジネス力強化実践プログラム」を提供開始した。
ビジネス力強化実践プログラムでは、座学で事業への影響が大きい業務課題を設定し、データを活用した改善実行計画を策定する方法を学習する。その後、ワークショップで実際の業務上の課題に取り組むことで、実践的なスキルを強化できる。BIPROGYがさまざまな業界で取り組んできた200件を超えるデータ活用プロジェクトの実績を基に、そのノウハウを体系化したプログラムを提供する。
プログラムは、主に営業、購買などの業務部門の担当者を対象に、事業への影響が大きい業務課題を設定し、改善に向けたデータ活用の実行計画を策定するスキルを強化する。これにより、業務部門が抱える現場課題や改善に向けた実行計画をIT部門などの関連部門と共有でき、データ活用プロジェクトの成功率向上が期待される。
実施形態はオンライン集合研修(定員:30人)で、期間は2日間(9:00~17:30)。データ分析のテーマ設定と選定方法の考え方や、設定したテーマを実行計画に落とし込む方法論を習得できるプログラムとなっており、1日目は問題解決の定義の理解、問題の洗い出し、分析計画までの流れ、分析計画表の概念に関する講義を実施。2日目は計画立案やデータ可視化の方法論を用いて、グループで業務の問題解決策と検証計画を作成する。
また、2025年1月にBIPROGYのオープン勘定系システム「BankVision」を採用する地銀3行に提供したプログラムを、全業種に対応したプログラムに改良した。
プログラムは、企業の事業改善サイクルを加速し、持続的な成長を支えるDX支援事業「Data&AI Innovation Lab」のコンサルティングメニューにおける、データ活用の戦略策定を支援するサービスの一つとして提供する。
BIPROGYは、現場のDX推進を可能にする「ビジネス力強化実践プログラム」だけでなく、企業全体の事業改善サイクルを加速させる「Data&AI Innovation Lab」のさまざまなサービスと組み合わせて提供することで、顧客企業のDX推進を通じた企業価値向上に貢献していくとしている。