BIPROGYとEAGLYSが資本業務提携、Data＆AI市場の共同開拓や新サービス開発などを実施

　BIPROGY株式会社とEAGLYS株式会社は4日、データとAIを活用した事業拡大を目的に、8月25日に資本業務提携を締結したと発表した。BIPROGYがEAGLYSに出資し、Data＆AI事業の推進、市場の共同開拓を行うほか、共同でのサービス開発も実施する。

　具体的には、両社の製品やサービスを組み合わせた包括的なソリューションを提案し、顧客の多様なニーズや課題の解決を図るほか、BIPROGYのシステム構築力と顧客ニーズへの対応力と、EAGLYSの製造・金融分野におけるデータとAIを活用したDX支援実績や、AI活用に不可欠なデータ整備力を掛け合わせ、製造業や金融業界の新規案件の開拓に取り組むとした。

　また、BIPROGYのDX（デジタルトランスフォーメーション）支援事業「Data＆AI Innovation Lab」に、EAGLYSが持つ、AIエージェント開発を支えるデータ整備技術を組み込む。これにより、EAGLYSが培ってきたAI性能を最大限に引き出すためのナレッジベースの構築技術を「Data＆AI Innovation Lab」に活用でき、企業の情報活用を最大化するDX支援が可能になるとのこと。

　さらに、BIPROGYのシステム開発力とEAGLYSの製造・金融分野のAIエージェント技術を活用し、「Data＆AI Solutions」で新たな業務ソリューションの共同開発に取り組む考えだ。