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freee業務委託管理が見積書機能を搭載、受注者・発注者の作業やコミュニケーション負荷を削減

 フリー株式会社(以下、freee)は8月29日、フリーランスをはじめとした業務委託先(以下、受注者)との契約・発注・請求・支払を一元管理するクラウドサービス「freee業務委託管理」において、見積書機能を提供開始したと発表した。

 freee業務委託管理は、受注者との契約・発注・請求・支払を一元管理するクラウドサービス。下請法、フリーランス法、インボイス制度、電子帳簿保存法などの法令に対応した安全な取引を実現できるという。

 今回は同サービスにおいて、見積書機能を追加した。

 これまで、freee業務委託管理を利用して受注者への発注を行う際に、受注者側は見積書をツールの外部で作成してから発注者に共有する必要があったほか、見積書を受け取った発注者は、見積書の情報をfreee業務委託管理に手入力する手間が発生していたが、新機能により、受注者はfreee業務委託管理上で見積書の作成が可能になり、見積書を受け取る発注者も、同ツール上で簡単に承認や条件交渉を行えるようになった。

 こうして、受注者と発注者がシステム上で直接、見積書のやり取りや発注の承認を行えるようになるため、これまでメールや電話で行っていたやり取りの手間が削減されるとのこと。また、取引の状況がシステム上で把握可能になるので、進捗管理も容易になるとした。

 さらに発注条件の確定後は、見積もり情報をそのまま利用し、転記作業不要で発注書を作成できることから、見積書を利用する業種において見積もりと発注の認識齟齬や入力ミスを排除して、安全な取引を実現するとしている。