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アドバンスソフトウェア、グラフ情報の取得機能などを追加したExcel帳票ツール「AS-Report 12」を提供
「AS-Report for Java」も同時リリース
2025年7月25日 12:00
アドバンスソフトウェア株式会社は24日、Excelでデザインする帳票ツールの新版「AS-Report 12」を提供開始すると発表した。従来製品「VB-Report 11」の後継として提供される。
AS-Report 12は、Excelで帳票デザインを作成する帳票ツール。Excelを利用してデザインを行えるので、帳票ツール独自のデザイナー機能を習得する必要はなく、エンドユーザーが直接Excelでレイアウトを変更できるという。
なお、帳票のデザインとなるExcelファイルの指定や、帳票ページとして使用するシートの指定、データの挿し込み、ページの繰り返し、プレビュー/印刷/保存の出力はC#やVB.NETで実装する。
今回は新機能として、PDFファイルにデジタル署名やタイムスタンプを付加する機能や、グラフ情報の取得機能を追加した。また、サードパーティ製のグラフツールと組み合わせることで、プレビューやPDFファイル出力時にグラフを出力できるようになった。
価格は、開発ライセンスが1クライアントあたり9万9000円(税込)で、AS-Report 12を組み込んで開発したサーバーアプリケーションを配置して使用する場合には、別途、サーバー運用ライセンスが必要になる。
また今回は同時に、「AS-Report for Java」の提供開始も発表された。Excelを利用して帳票デザインを行える点はAS-Report 12と同様だが、帳票のデザインとなるExcelファイルの指定や、帳票ページとして使用するシートの指定、プレビュー/印刷/保存の出力などをJavaで実装する点が異なっている。
こちらの価格は、開発ライセンスが1クライアントあたり7万7000円(税込)。AS-Report for Javaを組み込んで開発したサーバーアプリケーションを配置して使用する場合にも、別途、サーバー運用ライセンスが必要になる。