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ウイングアーク1stとシムトップス、受注製造現場のデータと経営指標を連携させた生産マネジメント基盤「DIRECTOR Cockpit」を提供

 ウイングアーク1st株式会社と株式会社シムトップスは23日、生産管理の現場データと経営指標を連携させ、意思決定を支援する生産マネジメント基盤「DIRECTOR Cockpit」を提供開始した。価格は1ユーザーあたり月額6万6500円(税別)から。

 DIRECTOR Cockpitは、製造現場のスケジュール・進捗・負荷・実績・KPIといったデータをリアルタイムに統合・可視化し、現場から経営までの情報を共有できるマネジメント環境を提供する。

 提供機能のうち「呼び出しアンドン」機能は、作業進捗や遅れの状況、「先行」「後続」「次工程」など、リモートでの現場の進捗を把握できる。「予実ガンチャート」機能は、工程のボトルネックや計画との比較などによるズレや停滞を、見える化し、すぐに理解できるようにする。「売上集計/傾向分析」機能は、実績情報を自動集計して多軸で売上を分析し、傾向を多角的に把握できる。

 ウイングアークとシムトップスは、資本業務提携を2024年11月に締結しており、日本の製造業がグローバル環境で優位性を発揮できるよう、その強みを生かすITソリューションの共同開発、提案を進めていると説明。引き続き、両社で製造業における現場主導の改善と、経営判断の高度化を支援するソリューションを提案していくとしている。