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さくらインターネット、「さくらのクラウド」のマーケットプレイスで仮想アプライアンス型WAFサービスを提供
2025年7月25日 10:00
さくらインターネット株式会社は24日、パブリッククラウド「さくらのクラウド」のマーケットプレイスで、仮想アプライアンス型WAF(Web Application Firewall)サービス「AIWAF-VE for さくらのクラウド」を7月31日に提供開始すると発表した。
AIWAF-VE for さくらのクラウドは、さくらインターネットのグループ会社でMCSSP(Managed Cloud & Security Service Provider)事業を展開するアイティーエム株式会社が提供する、株式会社モニタラップの仮想アプライアンス型WAF製品を、「さくらのクラウド」環境で利用可能な形式にして提供するもの。モニタラップ独自のプロキシエンジンを活用することで、WebサーバーおよびAPIサーバーに対する脅威からアプリケーションを保護する。
サービスは、標準的なWebアプリケーションへの攻撃対策に加え、APIの保護やL7 DDoSへの対策、有害ボットのアクセス遮断など、複合的な脅威にも対応する。また、マシンラーニング技術を用いたプロファイリング機能を備えており、Web LLMに対する攻撃に対しても迅速かつ的確に対応できる。
さらに、高度な設定やポリシー管理にも対応しているため、セキュリティ要件の高いシステムの構築・運用担当者や、セキュリティ機能を活用したマネージドサービスを提供する企業など、専門性の高いニーズにも応えられるサービスだとしている。
サービスは「さくらのクラウド」のパブリックアーカイブOSとして提供し、CPUコア数に応じて料金が変動するコアライセンス方式を採用する。利用料金(税込)は、2コアが月額7万7000円/日額3850円/時間額385円。4コアが月額15万4000円/日額7700円/時間額770円。