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ジーアイクラウド・スリーシェイク・ブレインパッドの3社が協業、生成AI・データ利活用プロフェッショナルサービスを提供
2025年7月24日 14:15
ジーアイクラウド株式会社、株式会社スリーシェイク、株式会社ブレインパッドの3社は23日、スリーシェイクのクラウド型データ連携ツール「Reckoner(レコナー)」を活用し、企業の生成AI・データ利活用を支援するプロフェッショナルサービスを開始すると発表した。
スリーシェイクは、オンプレミスからクラウドサービスまで、さまざまなデータを連携させることが可能なデータ連携プラットフォーム「Reckoner」を提供している。またジーアイクラウドでは、スモールかつクイックにデータ分析基盤を構築したい企業に向けて、Google CloudのBigQueryを中心とした「データ分析基盤クイックスタート」を展開している。
今回は「データ分析基盤クイックスタート」に「Reckoner」を組み込むことで、企業が運用するシステムの多角化によりデータソースが点在する企業に対し、さまざまなデータソースへ接続できる最適なデータ分析基盤の構築サービスを提供する。こうして、多様なデータを扱えるデータ分析基盤を構築することで、Google Cloudが提供するGeminiやAI Agent(Agentspace)といった、最先端の生成AIサービスの活用を支援するとのこと。
また、具体的なデータ統合やデータ分析基盤の構築の前に、まずはデータを可視化し、データの有用性や課題を顕在化したい企業には、BIツール等を活用したデータ可視化、アセスメントサービスを、ブレインパッドを中心に提供するとした。
なお今回はまず、物流新法への対応でデータを活用した業務最適化が急務であるサプライチェーン業界と、顧客体験のパーソナライズ対応やチャネル多角化により、データ統合の複雑化が顕在化しているデジタルマーケティング業界を対象として提供を開始するが、今後はさまざまな業界の企業について、データ利活用を支援していく考えだ。