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Cloudbase、オンプレミス環境の資産/脆弱性管理を実現する「Cloudbase Sensor」をリリース
2025年6月19日 08:30
Cloudbase株式会社は17日、同社が提供するCNAPP製品「Cloudbase」に、オンプレミス環境やプライベートクラウドの資産管理および、脆弱性の検出・管理を実現する新機能「Cloudbase Sensor」をリリースしたと発表した。
Cloudbaseは、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud、Oracle Cloudといった、クラウド利用時におけるリスクを統合的に監視・管理できるセキュリティプラットフォーム。
新機能のCloudbase Sensorは、オンプレミス環境上の資産にインストールすることで、オンプレミス環境の資産情報をCloudbase上で可視化できるようになる。可視化された資産情報は、AWSやAzureなどのパブリッククラウドの資産情報と同一画面で一元管理でき、脆弱性とSBOMの包括的な管理を実現する。これにより、クラウドシフトの過渡期やハイブリッドクラウド環境においても、効率的な運用を実現する。
Cloudbase Sensorは資産の内部を自動でスキャンし、SBOMを生成する。生成されたSBOMを基に、CVEが登録されている脆弱性を検出できる。Cloudbaseで検出された脆弱性は、SSVCをベースにした判定ロジックにより対応優先度が自動で判定される。オンプレ環境で検出された脆弱性についても、SSVCを用いて「即時対応」「優先対応」「随時対応」「対応不要」の4段階に自動判定できる。