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テラデータ、AIの実践に向けた製品「Teradata Autonomous Knowledge Platform」を発表
2026年5月29日 06:30
米Teradata(以下、テラデータ)は現地時間7日、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドのあらゆる環境において、本番運用レベルのAI、アナリティクス、データを一つのシステムに統合する新製品「Teradata Autonomous Knowledge Platform」を発表した。
Teradata Autonomous Knowledge Platformは、企業内でAIエージェントが急増する中で、一貫したパフォーマンスとコスト制御を実現し、企業のインテリジェンスを活性化させるために設計されている。
テラデータは、AIの「試行錯誤(パイロット)」の時代は終わり、次に求められるのは、人間からの指示を待つことなく、24時間体制で自律的に稼働するインフラだと説明する。これは、単に「応答する」ための仕組みから、「行動する」ための仕組みへの根本的な転換を意味するもので、Teradata Autonomous Knowledge Platformがこの次世代インフラの役割を担うとしている。
「Autonomous Knowledge(自律型ナレッジ)」とは、企業向けソフトウェアプラットフォームが、構造化・非構造化データ、オペレーティングモデル、および過去の経験を、信頼性が高く統制された「理解(ナレッジ)」へ変換する能力を指す。業界特有のデータ、セマンティクス(意味論)、リネージ(データの由来)に根ざすことで、AIエージェントが最小限の人間の介入で、システムやツールを越えて確実に意思決定し、繰り返し行動できるビジネスコンテキストを提供し、システムは時間の経過とともに学習、改善し続ける。
プラットフォームの主な構成要素のうち「Teradata AI Studio」は、アナリティクス、機械学習、AIエージェントを活用し、AIの成果を構築、有効化、管理するための一元化された環境を提供する。なお、AI Studioは、テラデータの既存インフラでの利用を希望する企業向けに単体でも提供する。
「Tera」は、テラデータが提供する自律型AIワークスペース。自然言語インターフェースとして機能し、企業レベルのエージェント実行環境を提供する。
「Tera Agents」は、プラットフォームにプリセットされたエージェント群で、セキュアなエージェントハーネスおよびランタイム内で動作し、インフラの継続的な管理から、運用の効率化、コスト最適化まで、幅広いタスクを自律的に遂行する。
「Teradata Cloud」は、プラットフォームの最初のデプロイメント形態で、単一管理システム内で常時稼働の「Active Compute」と、新しいオンデマンドの「Elastic Compute」を組み合わせられる。強化された「Connected Data Foundation」を備え、データの再構築や複製なしに、ミッションクリティカルな業務と探索的なワークロードの共存を実現する。
さらにテラデータは、オンプレミスで「ソブリンAI+データ」を実現する本番運用基盤「Teradata Factory」を発表した。Teradata Factoryは、ハイブリッド環境でAIやデータ分析を実行する企業向けに、完全に統合されたオンプレミスの基盤を提供する。
Dell PowerEdgeサーバー、NVIDIA AIインフラ、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェア、高性能ネットワーキングを活用し、「ソブリンAI(主権AI)」を実現し、Teradata Autonomous Knowledge Platformの先進機能をオンプレミス環境に拡張する。
