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Rails技術者認定試験運営委員会、「Rails 7 技術者認定ベーシック/アドバンスド試験」を開始

 一般社団法人BOSS-CON JAPAN内のRails技術者認定試験運営委員会は17日、「Rails 7 技術者認定ベーシック試験」「Rails 7 技術者認定アドバンスド試験」の開始を発表した。

 Rails技術者認定試験運営委員会では、近年、Ruby on Railsの求人情報は上昇傾向にあり、この3年間で4倍に増加していると説明。この背景にあるのは、コロナ禍によって非対面営業に注目が集まり、アフターコロナではWebを活用したビジネスの効率化を進める企業が増えたことを表していると分析している。

 また、DXはデジタルを活用したビジネスの変革になるため、顧客が最初に訪問する可能性が高いWebサイトから、マーケティングオートメーションシステム、社内基幹システムまでをすべて効率的なデータ連携・活用と分析が必要になるため、DXを進める企業が増えるとともに、Railsを含むWeb系エンジニアの求人数が増加していると考えられるとしている。

 この急激なニーズ増加に対応するため、最新のRailsバージョンに対応したRails 7 技術者認定ベーシック試験/アドバンスド試験を提供するとしている。

 Rails 7 技術者認定ベーシック試験は、Ruby on Railsの基本文法を問う試験で、対応バージョンはRails 7.1。受験料金(税別)は1回1万円(学割・教員割価格は5000円)。試験会場は本試験が全国のオデッセイ コミュニケーションズ認定試験会場(CBT)。設問数は40問、試験時間は60分、合格基準は7割正解。

 Rails 7 技術者認定アドバンスド試験は、Ruby on Railsの実務で使えるコーディング力を問う試験で、対応バージョンはRails 7.1。受験料金(税別)は1回1万2000円(学割・教員割価格は6000円)。試験会場は本試験が全国のオデッセイ コミュニケーションズ認定試験会場(CBT)。設問数は40問、試験時間は60分、合格基準は7割正解。