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東京システムハウス、金融業界向けソリューションを「FotaS」として提供

 東京システムハウス株式会社は13日、これまで個別に提供してきた金融業界向けソリューションを「FotaS Series(フォータスシリーズ)」としてブランド統一し、シリーズとして展開すると発表した。

 東京システムハウスは、これまで金融機関向けに、500件以上の金融業務システム開発実績を有しており、その豊富な業務知識と技術力を生かして、顧客のニーズに応えるソリューションを提供してきた。FotaS Seriesでは、各サービスが独立して機能するだけでなく、相互に連携して利用することで、より一層の業務効率化や利便性の向上が可能になると説明。業務領域ごとの課題に柔軟に対応しつつ、統一されたブランドのもとで一貫したサポートを提供するとしている。

 FotaS Seriesのラインアップのうち、「FotaS-SDS」は、銀行、保険、信用金庫など金融業界向けの業務システム開発を支援するサービス。企画から設計・開発・運用・保守まで、上流工程から一貫して対応し、顧客のニーズに合わせたシステム構築を提供する。また、社員代替やPMOとしての業務サポートも行い、金融業界での40年以上の実績と業務知識を生かした、最適なソリューションを提供する。

 「FotaS-AML」は、アンチマネーロンダリングに関わる業務を支援するサービス。定期的に実施される本人確認業務における書類のデータ化や、各金融機関に最適化された格付けのリスク基準の提供を通じて、業務効率化とリスク管理を支援する。

 「FotaS-AML-Cloud」は、アンチマネーロンダリングサービス(FotaS-AML)をSalesforce上で提供する。本人確認情報や格付け情報を一元管理し、ダッシュボードやレポート機能を活用したデータ分析が可能。セキュリティに優れたクラウドプラットフォームであるSalesforce上に構築することで、安全性と業務効率を両立する。

 東京システムハウスは、今後もFotaS Seriesを通じて、金融業界における業務の効率化やDXの推進を支援し、より多様化・高度化するニーズに応えるソリューションの提供を継続していくとしている。