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IIJ、Office 365の月額提供を開始、「Premier サポート」もワンストップで販売

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は10日、日本マイクロソフト株式会社のパートナー向けプログラム「クラウド ソリューション プロバイダー(CSP)」に参加すると発表した。これに伴い、Microsoft Office 365を月額課金モデルで11月16日より提供開始する。

 また同日より、マイクロソフト製品の技術サポートサービス「Premier(プレミア) サポート」のメニューを細分化し、リーズナブルな料金体系で販売開始するとした。

 顧客はこれによって、IIJから各種クラウドサービスとOffice 365をワンストップで調達できるようになるほか、月額課金による柔軟なアカウントの追加・削除が可能になる。また、必要なサポート内容に応じて、より細かい単位で安価にPremier サポートを利用できるようになる。

 IIJでは2014年7月に、日本マイクロソフトとクラウド分野で協業し、自社のクラウドサービスである「IIJ GIO(ジオ)サービス」と、Microsoft Azureのマルチクラウド環境を顧客に提供している。その中で、システム構築時にOffice 365ライセンスも1社からまとめて調達したい、必要な技術サポートサービスだけを利用したいというニーズが増えていることを踏まえ、ライセンスの調達からシステムの構築、導入後の運用・保守までをワンストップで提供できるようにしたとのこと。

石井 一志