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IIJ、IaCの導入をサポートするソリューションを提供 環境構築から活用支援までトータルに支援
2025年9月4日 08:00
株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は3日、クラウドインフラ構築の自動化・効率化を支援する「IIJ IaC導入支援ソリューション」を、同日より提供開始すると発表した。
IaC(Infrastructure as Code)は、ITインフラの構成をコード(プログラム)で定義し、構築や管理を自動化する手法。従来は手作業で行っていたクラウドの仮想サーバーやネットワークの構築および設定を、コードにより迅速・正確に再現できるようになるため、人的ミスの削減や作業効率の向上、構成のバージョン管理が可能になるという。
今回提供される「IIJ IaC導入支援ソリューション」は、このIaCの導入を検討する企業に向け、デモ環境の提供から活用支援まで、3つのステップでサポートするとした。
ステップ1では、オープンソースの自動化ツールであるTerraform(インフラの構築と管理)およびAnsible(OS・ミドルウェアのデプロイや構成管理)の実行環境をAWS(EC2)上に構築するとともに、利用方法の説明会(約2時間)を通じて基本操作のサポートを行う。
続くステップ2は、構築した環境を使ってサンプルコードを実行し、定義済みのコンポーネントを作成するとともに、各コンポーネントの単体テストも実施する。さらにステップ3では、サンプルコードの内容に関する説明会(2時間×2回)と、IaC環境に関する技術的な問い合わせ対応により、理解の促進と社内への定着を図るとのこと。
価格(税別)は、ステップ1が36万円、ステップ2が60万円、ステップ3が60万円。