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バッファロー、Windows Server IoT 2025 for Storage搭載の法人向けNAS「TeraStation WSS」を発表
2025年9月4日 06:30
株式会社バッファローは3日、OSに「Windows Server IoT 2025 for Storage」を搭載し、10Gigabit Ethernet(GbE)標準搭載に加え、RAID 6に対応するハードウェアRAIDを搭載した法人向けNAS「TeraStation WSSシリーズ」5シリーズを10月下旬から順次出荷、販売すると発表した。
新製品は、Windows Server 2025をベースとして、ストレージ用途に限定して機能を絞り込んだ組み込みシステム向けOSのWindows Server IoT 2025 for Storageを搭載する法人向けNAS。最新の規格を取り込んだ高セキュリティなファイルサーバーを構築できる。
バッファローでは、前バージョンのWindows Server IoT 2019 for Storageはサポート期間が2029年1月までとなっており、より強固なセキュリティ機能が実装された新しいWindows Server IoT 2025 for Storageを搭載したTeraStation WSSシリーズへのリプレースをおすすめするとしている。
製品は、RAID 6に対応した国内開発のハードウェアRAID、10GbE、8GB ECCメモリを標準搭載する法人向けNAS。SMBマルチチャネルによる高速化・冗長化や、シャドウコピーを使用した復元ポイントの保存による不測の事態からのデータ保護に対応する。
ウイルスチェック機能拡張パック(別売り)にも対応。万一の災害からデータを守るため、データをクラウド上にバックアップするオンラインストレージサービスとも連携できる。
バッファローの正規データ復旧サービスの対象であるほか、インターネットを経由して遠隔地に設置したTeraStationとNAS管理者をつなぐ、同社のリモート管理サービス「キキNavi」にも対応する。
製品ラインアップと価格(税込)は、4ドライブ・1Uラックマウント型でWindows Server IoT 2025 for Storage Standard搭載の「WSH5420RNS5シリーズ」が55万円から、4ドライブ・1Uラックマウント型でWindows Server IoT 2025 for Storage Workgroup搭載の「WSH5420RNW5シリーズ」が44万4400円から、6ドライブ・デスクトップ型でWindows Server IoT 2025 for Storage Standard搭載の「WSH5620DNS5シリーズ」が66万8800円から、4ドライブ・デスクトップ型でWindows Server IoT 2025 for Storage Standard搭載の「WSH5420DNS5シリーズ」が47万4100円から、4ドライブ・デスクトップ型でWindows Server IoT 2025 for Storage Workgroup搭載の「WSH5420DNW5シリーズ」が35万9700円から。