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スカイコムのセキュア文書共有システム「SkyPAS AT」、書誌情報の設定やタグ管理などの機能を追加
2025年5月13日 15:36
株式会社スカイコムは12日、セキュアドキュメント共有システム「SkyPAS AT」をマイナーバージョンアップしたと発表した。
「SkyPAS AT」は、マルチデバイス対応のクラウド/オンプレミス型セキュアドキュメント共有システム。製造現場において、電子化(PDFファイル化)した検査書や点検表などの帳票に記録した際に、「誰が」「いつ」「何を」書いたのか・行ったのかを監査証跡として自動的に記録・保存することができる。また、記録の削除や帳票自体の削除、改ざんの防止などの機能も備えているとのこと。
今回のアップデートでは、まず、検索性を向上させる「書誌情報の設定」機能が追加された。検索を行う際のキーワードとして、書誌情報(タイトル・内容)をファイルに設定することにより、検索性が向上し、目的のファイルを探す時間が短縮されるという。なお、1ファイルにつき最大100件までの書誌情報を設定可能で、書誌情報はタイトル・内容両方の設定が必要となっている。
また、ファイルを整理するのに便利な「タグ管理」機能も追加された。タグ付けしたファイルをタグ名のフォルダーで管理し、該当するファイルを一覧で表示可能。ファイルにタグを付けておくことで、ファイルを効率的に整理できるとしている。タグは32文字以内でユーザーごとに自由に作成でき、最大100個までのタグ付けに対応した。
さらに、同一ファイル内で指定した異なるページや、2つのファイル内のそれぞれで指定したページを1画面に並列で表示する「分割Viewer」機能が追加された。片方のページを参照しながら、もう片方のページに記録する場合などに、便利に利用できる。
