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日立ソリューションズ、「記者ハンドブック」に基づいたドキュメント診断機能を提供
用字用語の統一、人権に配慮した表現など約4500項目を自動で診断可能
2025年4月24日 10:00
株式会社日立ソリューションズは、提案書や計画書などの成果物を診断し、あいまいな記載など品質不良を早期発見する「プロジェクト状況可視化システム」の最新版として、「記者ハンドブック 第14版 新聞用字用語集」(以下、記者ハンドブック)に基づき、文書や資料を一括チェックできるドキュメント診断機能を、4月23日より提供開始すると発表した。
「プロジェクト状況可視化システム」は、作成後のドキュメントを一括診断することで、ドキュメントの品質不良を防止するもの。これまでは、設定した企業やプロジェクト固有の表記や表現を基にルール診断を行い、統一を促してきたが、メディアを中心に用字用語の推奨表現の確認に利用される「記者ハンドブック」の基準に基づき、ドキュメントの表現を診断する新機能では、「記者ハンドブック」に掲載されている仮名遣いや送り仮名といった用字用語の統一、人権に配慮した表現など、約4500件の項目を自動で診断可能となった。
指定のフォルダやリポジトリに多量のドキュメントを格納するだけで、伝わりにくい、間違っている、表記ルールと違う文章を自動で一覧化してくれるため、目視での確認工数を削減可能。「差別語、不快語、ジェンダー平等への配慮」とされている表現を抽出することもできる。