ALSIのクラウド型経費精算「BIZUTTO経費」、LINE WORKS OCRをエンジンに採用した請求書向けのAI-OCRオプション

　アルプス システム インテグレーション株式会社（以下、ALSI）は、クラウド型経費精算サービス「BIZUTTO（びずっと）経費」において、LINE WORKS株式会社の「LINE WORKS OCR」と連携した請求書AI-OCRオプションを追加し、4月20日に提供開始すると発表した。

　BIZUTTO経費は、煩雑な経費精算にかかる手間を削減するクラウド型経費精算サービス。操作マニュアルを見なくても直感的に操作ができるわかりやすいデザインと、入力補助機能、入力ミスを防ぐチェック機能を搭載しており、経費精算業務のデジタル化を支援するという。

　今回は同サービスにおいて、請求書AI-OCRオプションを新たに提供する。BIZUTTO経費の支払申請画面に請求書のデータをアップロードすると、日付、取引先名、税率ごとの小計金額、請求合計金額、適格請求書登録番号（インボイス番号）などの項目を請求書から読み取り、申請画面に自動で入力する仕組み。インボイス番号については、読み取りと同時に国税庁のサイトに照合して結果を表示してくれるという。

　なおAI-OCRのエンジンには、LINE WORKSのLINE WORKS OCRを採用しており、高い精度での自動入力によりミスの発生を低減するとのこと。

　請求書AI-OCRオプションの価格は、年間6万円（税別）から。利用ユーザー数に関わらず、1200枚までの請求書を読み取ることができる。またBIZUTTO経費で提供しているマルチカンパニー機能を利用している場合は、請求書AI-OCRオプションをグループ会社・関係会社で共通して使用できるため、効率的に運用できるとした。