ニュース

ブレインパッドとBrandism、データインテリジェンスとブランド戦略を融合した新サービスの提供で提携

 株式会社ブレインパッドは27日、株式会社Brandismと業務提携し、データインテリジェンスとブランド戦略を融合した新サービスを提供開始すると発表した。提携により両社は、データ分析とブランド戦略、マーテック(マーケティングとテクノロジーの造語)を組み合わせ、総合的なマーケティング施策を提供し、顧客企業が持続的に成果を創出できるように支援していくとしている。

 ブレインパッドは、消費者へのワンツーワンマーケティング(パーソナライズ)の実現や、マーケティングオートメーション(MA)の導入、LINEの活用支援など、企業と消費者の接点を強化するマーテック領域のソリューションを展開している。

 Brandismは、マーケティングコンサルティング事業を展開し、ブランドマーケティングを通じて顧客企業の成長を支援している。

 今回の提携により、パーソナライズに代表されるブレインパッドの実績あるマーテックソリューションと、Brandismのブランド戦略構築・戦術策定・消費者調査領域における専門知見を組み合わせ、新サービスとして提供していく。

 両社は、新サービスを通じて、業務プロセスを横断した支援範囲の拡大と、ブランディングとテクノロジーの融合、マーケティング投資効果の最大化を実現していく。

 業務プロセスを横断した支援範囲の拡大では、ブランド戦略構築からマーケティング施策までをトータルに支援し、企業が抱える多様なマーケティング課題を包括的に解決する。

 ブランディングとテクノロジーの融合では、ファーストパーティデータとサードパーティデータの双方を活用した定性調査、定量調査から導き出せる顧客インサイトを踏まえたブランド価値の戦略構築と、ブレインパッドのパーソナライズ/MA/LINEマーケティングなどのテクノロジーを組み合わせ、より効果的な顧客体験、顧客コミュニケーションを実現する。

 マーケティング投資効果の最大化では、ブランド価値向上を軸に、上流工程で策定されたブランド戦略に基づき施策を運用する。これにより、データに基づく効果検証、施策改善を行い、新規顧客の継続獲得と顧客ロイヤリティの向上を図る。

 提携により両社は、マーケティングの戦略立案から運用、分析・改善サイクルまでを一括して、顧客企業をサポートする体制を確立したと説明。これにより、顧客企業が企業価値の向上を図り、中期的な成長を実現できるよう支援していくとしている。