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NTTデータ数理システムのデータ分析サービス「Alkano」、生成AIを活用したコミュニケーション機能を搭載
2025年3月26日 16:55
株式会社NTTデータ数理システムは25日、データ分析プラットフォーム「Alkano(アルカノ)」において、生成AIを活用した、データ分析を支援するためのコミュニケーションツール「教えて!Alkano先生」が追加された新版を提供開始すると発表した。
Alkanoは、データサイエンススキルやプログラミング経験がないビジネスパーソンでも、簡単にデータ分析や機械学習等を実現できるデータ分析プラットフォーム。統計解析、機械学習、深層学習、要因分析、テキスト分析といった各種機能を備えており、多面的かつ本格的な分析を手軽に実行できる環境を提供するため、今まで見えなかった課題の抽出と解決を可能にするという。
今回の新版では、ユーザーのデータ分析をサポートする生成AIエージェント機能とユーザー間チャット機能が融合された新機能「教えて!Alkano先生」が搭載された。トピックごとにディスカッションボードを作成し、データ分析やAlkanoの使い方の疑問を生成AIエージェントに質問したり、ユーザー間で意見交換をしたりすることが可能。さらに、生成AIを活用してトピックを要約できるため、ユーザーにとって重要な情報を迅速に把握できるとのことだ。
例えば、データ分析を担当しているユーザーがデータの欠損処理の方法に悩んでいるという状況で、ユーザーは新たにディスカッションボードを作成し、欠損処理に関する質問を投稿すると、この質問を見たAlkanoの別のユーザー(例えば、担当者の先輩社員など)がコメントを投稿できるという。さらに、生成AIエージェントに対してAlkanoにおける欠損処理方法を尋ねることで、生成AIエージェントによる回答も得られるとした。