ニュース
セゾンテクノロジー、ファイル連携ミドルウェア「HULFT10」のRed Hat OpenShift対応版を提供
2025年3月6日 09:00
株式会社セゾンテクノロジーは5日、ファイル連携ミドルウェア「HULFT10」について、Red Hat OpenShift対応版「HULFT10 for Container Platform」を提供開始した。
HULFT10 for Container Platformは、Red Hat OpenShift CertificationによるOperator認定を受けており、HULFT10シリーズの機能はそのままに、コンテナ環境にデプロイできる。
管理コンテナと転送コンテナで構成され、管理コンテナでは、管理情報や履歴などを管理し、APIによるジョブ連携や転送コンテナの制御などを管理するWeb画面を提供する。転送コンテナは、HULFTによるファイル転送をベースとしたデータ連携を実行し、1つの管理コンテナ配下に複数の転送コンテナを配置する構成で利用できる。
転送負荷に応じた転送コンテナの起動や障害発生時の再起動を自動で行い、サービス可用性と業務継続性を確保できる。Web APIをファイル転送の前後に呼び出すことが可能で、外部サービスや業務アプリと自動連携する。また、管理情報や履歴は耐障害性が高いコンテナから独立した永続領域に保存され、コンテナ間の引き継ぎやバックアップが容易に行える。
HULFT10 for Container Platformは月額契約での販売で、最低利用期間は1カ月。1つの管理コンテナを1Pod単位とした料金(税別)は、通常サポートの場合が月額5万3400円、24/365サポートの場合が月額7万2700円。