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SB C&S、エクイニクスのデータセンター/コロケーションサービスを取り扱い開始
2025年2月28日 09:00
SB C&S株式会社は27日、エクイニクス・ジャパン株式会社(以下、エクイニクス)とディストリビューター契約を締結し、最新のデータセンターおよびコロケーションサービスの取り扱いを開始すると発表した。
SB C&Sでは、GPUやCPUの高度化により消費電力が増加し、組織のIT環境を構成するすべてのソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、および接続サービスの集まりを示すITインフラストラクチャーを強化する必要性が高まっていると説明。エクイニクスが提供する「Platform Equinix」は、企業がデジタルビジネスを迅速に展開し成長させるための基盤で、データセンターサービスや相互接続サービスをサポートするとしている。
エクイニクスの最新のデータセンターでは、さまざまな液体冷却(以下、液冷)方式に対応しており、中でも、より効率の高いL2L(Liquid to Liquid)での冷却に対応し、DLC(Direct Liquid Cooling)によって熱を効率的に冷却できる。冷却用液体の分配と循環を行うCDU(Coolant Distribution Unit)を導入することで、ラックやフロア内を循環する冷却液をチラーの水と効率よく熱交換させ、高い冷却性能を実現する。
また、国内のデータセンターは、再生可能エネルギー100を達成し、持続可能な企業のDXを形成すると説明。相互接続では、「Equinix Fabric」などのネットワークバンキングソリューションを通して、世界中のクラウドへの接続を効率化し、複数のネットワークやクラウドサービスをシームレスに統合する。
SB C&Sは、今回の契約締結によりソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、および接続サービスに加え、最新データセンターサービスの取り扱いを開始することで、生成AIの需要拡大に伴うサービスをワンストップで提供すると説明。今後も、AIインフラの最適化やクラウド接続の効率化、サステナビリティへのニーズに対応し、企業の業務効率化や新規ビジネスの創出に貢献するとしている。