KDDIアメリカとdotData、AIの活用による企業のデータドリブン経営とDX推進に向けた戦略的パートナーシップを発表

　米KDDI America（以下、KDDIアメリカ）と米dotDataは現地時間19日、企業がより深い分析を行い、データドリブンな意思決定プロセスを強化することを目的とした、戦略的パートナーシップを発表した。

　このパートナーシップにより、KDDI Americaのスケーラブルなシステム統合力と、dotDataのAIを活用したデータ分析技術を組み合わせ、企業がデータを最大限に活用できる環境を構築し、データドリブン経営とDX推進を加速するとしている。

　KDDI Americaの顧客基盤とシステムインテグレーションサービスを、dotDataのデータ分析・機械学習技術と組み合わせることで、企業に蓄積されたデータを迅速に分析・モデリングし、従来のデータサイエンスワークフローに関連する複雑さとコストを削減しながら、新しいビジネスチャンスを切り開けると説明。これにより、AIデータ分析のユースケースの評価・検証や、組織内でのデータインサイトの適切な導入を促進するためのDX人材育成プログラムの提供など、さまざまな新しいDXの機能を導入できるとしている。

　dotDataのAI技術「特徴量自動設計」と、生成AIや機械学習の融合により、企業がより迅速から高度なデータ分析を実行し、データからビジネスインサイトを導くことで、データドリブンな意思決定を可能にする。

　KDDIアメリカのITコンサルティングサービスは、北米全域で定評を得ており、このコラボレーションにより、さまざまな業種のあらゆる規模の企業に、スケーラビリティ、柔軟性、セキュリティを備えたAIソリューションを提供する。

　また、KDDIアメリカのシステム統合ノウハウにより、dotDataのAIプラットフォームとサービスは、エンタープライズデータウェアハウス（EDW）やERPシステムなどの複数のタイプのデータソースとシームレスに統合できるため、企業はデータをより迅速かつ簡単に活用できるとしている。