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LTS、中堅・準大手企業向けに「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」の導入支援を本格展開へ

 株式会社エル・ティー・エス(以下、LTS)は18日、主に中堅・準大手企業に向けて、SAPのクラウド型ERP「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」導入に関する支援、コンサルティングサービスを本格的に提供開始したと発表した。

 LTSは2024年11月に、SAPジャパン株式会社と「PartnerEdgeエンゲージメント契約」を締結し、SAP製品に関するコンサルティング、設計から導入、関連サービスを提供するパートナー「SAP Service Partner」に認定されているが、同社は今回の認定を受け、いわゆる“2025年の崖”が迫っている中でも、基幹システムの見直しがまだ進んでいない中堅・準大手企業の取り組みを支援するとした。

 なお、LTSが本格的に提供を開始するSAP S/4HANA Cloud Public Editionは、SAPが用意したクラウド環境を複数の企業が共同で利用するSaaS型ERPソリューションで、システムの標準機能に業務内容を合わせる形で導入する“Fit to Standard”が前提となるという。

 このため、現行業務を大きく変えることが求められるが、LTSでは、Fit to Standardのための業務プロセス改善の取り組みに実績を持つとのことで、こうしたコンサルティングサービスと組み合わせることで、SAPソリューション導入の効果を最大化させるとアピールしている。