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キヤノンITS、アクセス制御やデータ漏えい監視に対応するエンタープライズブラウザー「Mammoth Cyber Enterprise Browser」を提供
2025年2月18日 13:32
キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は18日、ITインフラサービス「SOLTAGE」の新たなセキュリティラインアップとして、米Mammoth Cyberのエンタープライズブラウザー「Mammoth Cyber Enterprise Browser」を提供開始した。
Mammoth Cyber Enterprise Browserは、ブラウザー自体にセキュリティ機能を持たせ、ブラウザー単体で情報漏えい防止などのセキュリティ対策を実現するエンタープライズブラウザー。社内システムやSaaSへのアクセスを、Mammoth Cyber Enterprise Browserを介して行うことで、アクセス制御や監視を実現する。
利用者の操作を可視化することで、フィッシングサイトなどの悪意あるサイトへのアクセスを検知/遮断し、トークンやクレデンシャルなどの重要な情報の盗難を防ぐ。また、Mammoth Cyber Enterprise Browserの画面をレコーディングし、ログと併せて出力することで、セキュリティインシデント発生時の原因調査を容易にする。
VPN接続がなくても、Mammoth Cyber Enterprise Browserを介することで、クラウドサービスへの安全なアクセスが可能になる。また、エクスプローラーなどのネイティブアプリであれば、ブラウザーを介さずに直接社内システムへの接続ができる。そのため、ネットワークの設計/見直しが不要で、低予算かつ容易にリモートワーク環境を構築できる。
Webアプリケーションや社内環境の特定のサーバーなど、アクセス先ごとにポリシーを作成することで、ファイルのアップロード/ダウンロードやテキストのコピー&ペーストなどの操作を制御し、不正なデータ流出を防ぐ。
Mammoth Cyber Enterprise Browserの価格は、1ユーザーあたり年額1万2200円(税別)からで、15ユーザーから購入が可能。