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スマホ向けトランシーバーアプリ「LINE WORKSラジャー」をリリース、読み上げや文字起こしにも対応
2025年2月14日 16:34
LINE WORKS株式会社は、音声AIを活用したスマートフォン向けトランシーバーアプリ「LINE WORKSラジャー」を、2月18日より提供開始すると発表した。オフィスなどでは「文字」で、現場では「声」で――といったように、状況に応じたコミュニケーション方法を柔軟に選択できるという。
「LINE WORKSラジャー」は、音声AIを活用した、スマートフォン上でトランシーバーのような音声コミュニケーションを実現するアプリ。ビジネスチャットツール「LINE WORKS」で培ったノウハウと、統合した旧LINE社の音声AI技術を活用して開発されており、「LINE WORKS」との連携機能も備えている。
連携機能を利用すると、現場から「声」で伝えた内容からフィラーや言いよどみを取り除き、句読点を補うことで、人が入力したようなスムーズな文章へ自動変換され、文字として「LINE WORKS」に反映されるため、本部など離れた場所にいるメンバーも正確に内容を把握可能。一方で、「LINE WORKS」のチャットに送られた「文字」は音声AIが自然な「声」に変換し、「LINE WORKSラジャー」で再生できるので、作業中でも耳で情報を得られるとしている。
なおLINE WORKS社では、すでに「LINE WORKS」を導入している場合、既存の環境をそのまま活用できるため、音声コミュニケーションを新たに取り入れるハードルが格段に下がり、業務の効率化や生産性の向上を迅速に図れると、その効果をアピールした。
1ユーザーあたりの利用料金(税別)は、「スタンダード」プランの場合で月額540円もしくは年額5400円、文字起こしや読み上げといった連携機能を利用できる「アドバンスト」プランでは月額960円もしくは年額9600円となる。また、一部機能が制限されるが無料で利用できるフリープランも用意された。