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日立社会情報サービス、企業の情報システム運用をトータルにサポートする「OpeLightサービス」

 株式会社日立社会情報サービスは1月31日、情報システムの運用をトータルにサポートする「OpeLight(オペライト)サービス」を提供開始すると発表した。

 OpeLightサービスは、情報システム運用のシステムライフサイクル全体をカバーしたサポートサービス。情報システム運用における課題の見える化、運用体制の最適化、運用管理基盤の共通化など、ニーズに応じてさまざまなサービスを提供できるという。

 具体的には、4つのサービスメニューを用意する。

 1つ目は、現在の運用状況を把握し、将来の目標に向けた運用改善へつなぐ「運用診断サービス」。顧客の運用状況を運用管理診断と現場診断の両アプローチで診断し、ITILの3つのP(人・プロセス・システム)の観点から、現場の運用レベルをスコア化してくれる。また診断結果から、日立社会情報サービスの標準運用プロセスを活用した具体的な改善策を提案し、運用の継続的な改善をサポートするとした。

 2つ目の「オンサイト運用サービス」は、企画から運用にいたる、運用業務の一連のライフサイクル全体に対応したサービスで、同社の運用スペシャリストがオンサイトで対応。業務開発、インフラとの連携などにより、効果的・効率的な運用サービスを提供するとしている。

 3つ目は、専用の運用保守拠点を中心に、顧客のシステム運用をリモートから代行する「リモート運用サービス」。これにより、休日・夜間の運用コストや運用に関する設備投資を抑えられるほか、オペレーションメニューがテンプレート化されているので、必要なときに必要なサービスのみを利用できるとのこと。

 最後は、高品質な運用を効率的に行うためのクラウド(SaaS)型運用管理システム「OpeLightシステム」。ServiceNow上に、同社の運用管理ノウハウをテンプレート化して構築したレディメイド環境となっており、これを利用すると、高品質な運用管理システムを短期間かつ低コストで導入できるという。なお、オンサイト運用サービスやリモート運用サービスの基盤システムとして利用し、インシデント管理などの運用管理業務を効率化することも可能だ。