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ライオン、Consumer Goods Cloudの新機能「トレードプロモーション管理」で販促活動の最適化を実施へ

 株式会社セールスフォース・ジャパン(以下、セールスフォース)は8日、ライオン株式会社が、消費財業界向け製品「Consumer Goods Cloud」の新機能であるトレードプロモーション管理(Trade Promotion Management)を採用したと発表した。

 Consumer Goods Cloudは、業種特化型クラウド「Salesforce Industry Cloud」の消費財業界向け製品。同サービスの新機能であるトレードプロモーション管理は、販促費を用いたプロモーション業務を合理化し、プロモーションの効果を最大化するためのものだ。

 ライオンでは、営業活動の計画から、実行、モニタリング、精算までを同機能によって一気通貫で実施し、ツールの分散によるデータのサイロ化を払拭して、販促活動の最適化を行いたい考え。セールスフォースでは、経営指標に基づいた営業部門指標の確立と、営業管理体制、営業活動の改革に寄与すると、同機能をアピールしている。

 ライオンは今回の採用について、「これまで営業活動・販促費管理で活用してきたSalesforce製品の新機能を活用することで、セールスプロモーションの費用対効果の向上を可能とするなど、営業活動の拡充・進化を図る。これにより、取引先への提案高度化を実現し、市場に対しさらなる価値提供・貢献を果たすと同時に、当社においてはワンプラットフォームでマネジメントを行うことで、生産性向上も実現していく」とコメントした。

 なお今回の採用では、アビームコンサルティング株式会社が、さまざまな企業の営業改革や店頭施策の改善などを通じて培った経験と、Salesforceの各種ソリューションならびにConsumer Goods Cloudに関する知見を生かして、営業活動全般のプロセス設計や導入までのプロジェクトを支援するとのこと。