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大京、CyberArkの特権アクセス保護ソリューション「CyberArk Identity Security Platform」を導入
2025年1月8日 12:16
CyberArk Software株式会社(以下、CyberArk)は7日、総合不動産会社の株式会社大京が、ハイブリッドクラウドおよびレガシーシステム環境の特権アクセス管理と、リスクの低減と効率化実現のために、「CyberArk Identity Security Platform」を導入したと発表した。
大京の情報システム部は、同社およびその子会社7社の両方にわたり、1万人以上の従業員に対応している。同社およびその子会社は、ユーザー体験と業務効率の向上に向けたクラウドサービスの利用拡大と一体となるデジタルトランスフォーメーション(DX)計画の一環として、継続的にITインフラの改善検討や実装を行っている。最新のセキュリティリスクに対応することを目的に、限定的な境界型セキュリティのアプローチから、アイデンティティセキュリティ/ゼロトラストを強化することも、その一つとなっている。
大京およびその子会社は、CyberArk Identity Security Platformの特権アクセス管理SaaSソリューションである「CyberArk Privilege Cloud」を導入することで、インテリジェントな特権制御を適用し、安全に保管された認証情報、またはゼロスタンディング特権を利用したジャストインタイムアクセスによって、社内リソースと200の対象システムに安全なアクセスを提供する。
CyberArk Privilege Cloudは、大京およびその子会社のハイブリッド環境において、すべてのアイデンティティに対する特権認証のローテーションとセッション管理を自動化し、手作業による管理業務を排除して、認証情報を保護する。CyberArkは、クラウドベースの特権アクセス管理を単一のアーキテクチャで実現し、大京のクラウドファースト戦略とも合致するとしている。