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アライドテレシス、Wi-Fi 6対応アクセスポイント2製品とオール10GbE対応レイヤPlusスイッチ2製品を発売

 アライドテレシス株式会社は23日、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ6403 GEN2」「AT-TQm6403GEN2」と、レイヤ2plusスイッチのオール10Gigabit Ethernet(10GbE)対応ファイバーモデル「AT-x250-18XS」「AT-SE250-18XS」について、同日より受注を開始したと発表した。

 新製品のうちAT-TQ6403 GEN2/AT-TQm6403 GEN2は、IEEE 802.11ax 2×2ストリームに対応し、2.4GHz帯/5GHz帯の3ラジオを搭載したアクセスポイント。Wi-Fi 6による通信の高速化と大容量化に加え、5GHz帯のラジオが2つ搭載されているため、安定した通信環境を提供できるという。

 また、マルチギガビット、PoE+の給電(PD)を利用可能な2つのLANポートを備え、既存の環境のまま、高速通信を導入したい場所にアクセスポイントを設置できるため、柔軟な無線LAN環境の構築が可能になるとした。

 さらに、自律的に電波を調整して最適な無線LAN環境を構築する、アライドテレシス独自技術の無線LANソリューション「AWC」にも対応する。

 なおAT-TQ6403 GEN2では最大3000台、AT-TQm6403 GEN2では最大100台の端末を管理可能で、ネットワークの規模に合わせて利用できるとのこと。今後は、ファームウェアバージョンアップにより、AT-TQ6403 GEN2は「AWC-CB(AWC-Channel Blanket)」とBLE(Bluetooth Low Energy)に、AT-TQm6403 GEN2は、「AWC-SCL(AWCスマートクラスター)」にそれぞれ対応する予定だ。

 価格(税込)は、AT-TQ6403 GEN2が12万2100円、AT-TQm6403 GEN2が7万6780円で、いずれも4月24日に出荷を開始する。

 AT-x250-18XS/AT-SE250-18XSは、SFP/SFP+スロットを18基備えたレイヤ2Plusスイッチ。長距離の光ファイバー接続が可能となり、ネットワークエッジまで高速・大容量通信が求められる環境にも柔軟に対応できるという。

 両製品ともハードウェア機能は同等だが、AT-x250-18XSは、スイッチ間をスタックリンクすることで、1台の仮想スイッチとして負荷分散と冗長化を実現する「VCS」に対応し、最大2台の冗長構成をサポートする。また、オプションのライセンスを導入すると、ダブルタグVLAN機能による経路制御やネットワークの設計・変更・管理・制御を可能とするOpenFlowなどが有効となり、運用管理の柔軟性の向上や、セキュリティの強化を図れる点が特長だ。

 一方のAT-SE250-18XSは、価格を抑えつつ基本機能に特化しているため、コストパフォーマンスに優れる点が特長とのこと。

 価格(税込)は、AT-x250-18XSが36万3000円、AT-SE250-18XSが29万7000円で、いずれも4月24日に出荷を開始する。