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NTTスマートコネクト、IaaS型クラウド「SmartConnect Cloud Platform(Type-V)」でリソースプール型メニューを提供

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は10月31日、IaaS型クラウドサービス「SmartConnect Cloud Platform(Type-V)(以下、SCP Type-V)」について、リソースプール型のメニューを追加したと発表した。

 SCP Type-Vは、ITインフラをクラウドで利用したい顧客向けに、仮想化基盤環境を提供する国産のプライベートクラウドサービス(IaaS)。必要な分だけITインフラを利用でき、CPUやメモリ、ディスクなど仮想マシンを構成するプレミス並みに自由な環境構築と、インフラ部分の導入・保守にかかるコスト削減を実現できる。

 既存の仮想マシン型メニューでは、仮想マシンのスペックのラインアップの中から選択する形となる。そのため、必要な分のみリソースを申し込めないことや、仮想マシンのスペックを変更する際に、都度サービスへの申し込みが必要であることから、クラウドサービスを検討する情報システム管理者やSIベンダーからは、ITインフラのリソースを無駄なく低コストで利用したい、システムへの負荷に応じて仮想マシンのスペックを即座に増減(変更)したいといった要望が寄せられていたという。

 新たに提供するリソースプール型メニューは、仮想化基盤上で自由に仮想マシンを構築・運用したいといったニーズや、時期や状況に応じて仮想マシンのスペックを変更することが多い、中規模システムを運用したいといったニーズに対応し、必要な分だけリソースプール(CPUやメモリ、ディスクなど仮想マシンを構成するリソース)を提供する。

 リソースプール型メニューでは、提供範囲が仮想化基盤となり、そのリソース内でスケールアップやスケールアウトなど自由に仮想マシンの作成や変更ができる。これにより、オンプレミス並みに自由な環境構築と、インフラ部分の導入・保守にかかるコスト削減を実現できる。1コアあたり最低1GBメモリ、最大4GBメモリの申し込みが必要。申込単位は、CPU1コア、メモリ1GB、ストレージ0.5GB。1仮想マシンあたり最大24コア/96GBまで割り当てが可能。