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NTTデータ先端技術、「Hinemos」のメッセージフィルタ機能を強化し対応製品を拡大

生成AIを活用したフィルタリングルールの設定アシスト機能も提供

 NTTデータ先端技術株式会社は10月31日、統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」で提供されている、インテリジェントなメッセージフィルタを行う機能「Hinemosメッセージフィルタ」を強化すると発表した。

 Hinemosは、「収集・蓄積」「見える化・分析」「自動化」といった統合運用管理に必要な機能をワンパッケージで提供する統合運用管理ソフトウェア。Hinemosメッセージフィルタは、この一機能で、ルールエンジンを活用してインテリジェントなアラートと自動化を実現している。

 具体的には、監視やジョブ実行によって発生するメッセージに対し、フィルタリングなどさまざまな処理を行え、不要なメッセージを抑制して必要なメッセージのみを通知することによって、管理者が本質的な対処へ注力できるように支援するとした。

 今回はHinemosメッセージフィルタの機能を強化し、メッセージ受信機能を汎用化することで、Hinemosによる監視やジョブ実行によって発生するメッセージだけではなく、Hinemos以外の運用管理製品で発生するメッセージの処理も行えるようになった。

 また従来のフィルタリングは、DRL(Drools Rule Language)という言語で定義する必要があり、導入の難易度が課題だったが、フィルタリング要件を自然言語で指定することによってDRLによるルール生成をアシストする、生成AIを活用したルール生成アシスタント機能も提供される。

対応製品を拡大した「Hinemosメッセージフィルタ」とルール生成アシスタント